2012-06-24
Nothing can stop me(笑)
I didn't know what was waiting for me.
Although my stomach hurt and my eyes were watering,
I made up my mind that nothing, nothing was going to stop me.
Not even me.
今さらながら、昨年度は映画の当たり年だったなあ、と思っている。2月のアカデミー賞の時に総ざらいしたけど、あれからまた、映画館で見損ねた作品をDVDでみて、映画館で見たものもDVDでみて、その中のいくつかは何度も繰り返し再生した。おまけに、私自身こんなこと初めてなんだけど、みていなかった作品リストに線を引くたびに、アカデミー賞の授賞式を改めて引っ張り出してきて、「ああ、確かにそれは正しいなあ」とか「いいや、やっぱりそこはそうじゃない!」とかやったりした。
見たかったものは全部カバーしたので、改めて、私なりの「第84回アカデミー賞授賞式」とかやろうと思ったんだけど(うそ)、つまりそれぐらい暇なんだけど(笑)、誰も聞きたくないのは分かっているので、「絶対みて欲しい10本」程度に短縮して発表しようと思います。おススメ度降順のカウントダウン。タイトルは原題/邦題と載せました。日本でのDVD化がこれからのものもあるので、ストーリーには触れないように書きます。
***
The Artist / アーティスト
相変わらず評価が上がりません。それでもユニークさは一番なので絶対にみるべきだと思います。映画好きの友人と、「どうしてこれが面白いのか(友人)/面白くないのか(私)」という議論をした時、「先が分かるから(面白くない)」と私が答え、「先が分かるから(面白い)」と友人が言いました。アメリカ人は分かりやすいものを求めてるんだから、と。
Albert Nobbs / アルバート・ノッブス
作品賞としてはノミネートされていません。グレン・クローズとジャネット・マクティアが、それぞれ主演女優、助演女優でノミネートされています。どちらも受賞は逃していますが、見る価値のある演技だし、特にジャネットがいいです。
The Descendants / ファミリー・ツリー
Midnight in Paris / ミッドナイト・イン・パリ
何度考えても、これが脚本賞をとったことが一番嬉しい。ウッディ・アレンらしい、かつ誰にでも楽しめる映画として同監督の新しい代表作だと思う。
A Better Life / 明日を継ぐために
以前も書いたとおり、主演男優賞にデミアン・チビルがノミネートされたこと以外は注目されなかった作品です。でも、とりわけヒスパニック人口率の高いアメリカの街で暮らした経験のあるひとには、作品に流れる空気が痛く肌を突くと思う。アメリカで、限られた術によって生きる、あるヒスパニックの父と息子の話。"A Better Life"という象徴的なタイトルもとても好き。
Beginners / 人生はビギナーズ
クリストファー・プラマーが最優秀助演男優賞をとった。けど、それ以外のノミネートはなかった。私の中では脚本賞や音楽賞に名を連ねても良かったと思う。これも過去エントリーからの繰言になるけど、不器用で静謐な優しい映画。ユアン・マクレガーもとてもいい。
The Girl with the Dragon Tattoo / ドラゴン・タトゥーの女
授賞式の後、「メリル・ストリープを好きでも好きでなくても、"鉄の女"は見なくちゃいけない」と書いた。それは今もそう思う。でも今、最優秀主演女優を問われたら、「ルーニー・マーラー」と鼻息を荒くして答える。少なくとも、主演男優賞がジャン・デュジャルダンでくるなら、女優はルーニーじゃない?(男優がブラピだったら、女優はメリルでいいと思うんだけど。)この映画もセリフを言えるぐらい見たと思う。ただ、好きではないところがひとつある。それについてはまた別の機会、2~3年後の、もうどうでもよくなった頃に。
The Help / ヘルプ~心がつなぐストーリー~
ダントツで再生回数が多いのがこれ。なぜだか私の中では、先出の"A Better Life"と対を成している。「東のヘルプ、西のベターライフ」、あるいは「女のヘルプ、男のベターライフ」というように。一年分の涙を流したと思う。それでも、・・・
Extremely Loud & Incredibly Close / ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
それでも、「どうしても一本だけ」と言われたら、これ。冒頭の引用は、オスカー少年が探検の始まりにマンハッタンを一望して発する言葉。・・・というか、このエントリーは、「いいセリフだねえ」と書いて終わりのはずだった。全シーン全ライン、全てのセリフがいい。どれだけ泣いても、最後の15分間はまた泣きっぱなし。私、昨年の"The Social Network"も相当好きなんだけど、あのマークが主演男優賞ノミニーなら、オスカー少年も十分そうだと思うよ。
***
どうでしょう?
"Tinker Tailor Soldier Spy"と"Moneyball"は思い切って削りました。"My Week with Marilyn"と"Hugo"、"War Horse"あたりは、心を鬼にして、特に薦めません。
あれ?
・・・っていうか、9本じゃん(笑)
えーと、じゃあ、10本めとして、最近一番心に響いたこれ。テレビ用のドキュメント映画。アカデミー賞とはぜんぜん関係ないんだけど、子供向けテレビ番組が苦手な私を、稀代のエルモファンに仕立てた精鋭。(「稀代」は言いすぎ。)
Being ELMO
えーと、エルモ以外に新しいことほとんど書いてないけど(笑)
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