2011-05-15

映画メモと週記

学校とアパートの中間に、ローカルなたたずまいのイタリアンスーパーマーケットがある。アメリカンマーケットで買えるものはそちらの方が安かったりするので、なんでもそこで揃えるわけではないんだけど、生ハムとかチーズとか、デリやデザートなんかがいい。みているだけでも楽しい、というのは容易に想像してもらえると思う。そのちょっとおしゃれなマーケットの入り口に、これもローカル風味の・・・小規模なレンタルDVDキオスク(自動販売機のようなもの)がある。

ご存知のとおり、アメリカのレンタル産業もオンデマンドや宅配系が取ってかわった。ただ私にとっては、オンデマンドでは字幕付きコンテンツがまだ足りてないし、気分のムラが激しいのでNetflixのように計画的にリスティングを求められるとしっくりこない。そこで、blockbusterexpressやRedbouxなんかのキオスクを多用している。スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど、とにかくそこここに置いてあるので、学校帰りでも仕事帰りでもプール帰りでもわざわざ遠回りすることもない。1泊1ドルと安価(というか小単位)だし、「今日はアグレッシブな映画の気分!」とかその日次第で決められるのが手軽。逆に、リリース日を心待ちにしていたものや人気作品なんかをオンラインで予約しておくことも出来る。

話をもどして、愛用しているイタリアンマーケットにあるキオスクは前述の大手のそれらとは一線を画していて、ガラスケースの中にDVDが並んでいる、番号を選ぶとギーガッシャンギーガッシャンと古ぼけた音で機械がDVDを取り運ぶ、時々手を誤って違うものを取ってくることもある(嘘です)。「オンラインでの予約」?そんなもの長い間「準備中」のままだ。そんな愛らしいDVDロボを使うことになったのは、そこに『Waiting for Superman』があったから、他の大手にはなかったからだった・・なのけど、それ自身の話はまた後にしたい。

一度だけのつもりでそのキオスクから借りてみると、DVDケースの中に「今後半永久的に毎週一本無料券」が入っていた。もちろん使わない手はない。週に一本の映画をみるって、出来そうで意外と忙しい。なので、ここしばらくは無料のそれだけが私の映画鑑賞ソースになった。そんなんで売り上げどうすんだ?という疑問を払拭できずにいるのだけど、とにかく毎週無料で一本借りてみている。

前置きが長くなったけど、無料券を持つと「使わなくちゃいけない」と貧乏性が働く。その結果、特にみたくもなかった映画を借りてしまう、みてしまうことになる。今回のこのエントリーは、図らずもそんな映画達が集まりました、という話しです(笑)。でも、ひょんなことから名作発見っていうのもあるしね。

以下、おすすめ順です。

バーレスク

シェールとクリスティーナ・アギレラ両主演、LAを舞台にしたダンスショームービー。わりと、トレイラーそのままの盛り上がりでがっかりしない。シェールの相変わらずの能面ぶりは圧巻だし、アギレラには「田舎娘がLAあたりでウェイトレスしながら夢を実現させる」役がいいかげんにしろっていうくらいはまった。何より歌が、悔しいけど、響いた。「悔しいけど」というは、私はこの人の歌があまり好きではなかった。アルバムとかちゃんと聴いてないので、「歌が」というのは間違いで「歌い方が」と言った方が正しいのだと思う。最初に見た時から自分の不得意なタイプだと思っていて、それは理不尽で生理的なものだ。説明つけるとすると、こぶしをきかせてパワフルに歌い上げられるのが苦手なのだ。(ぜんぶがぜんぶというわけではない。アレサ・フランクリンはもちろん聴くし(厳密に言うとロバータ・フラックのほうが好きである、というのはあるけれど)、ゴスペルにはむしろ感涙する。)だから、アギレラの歌って「こんなに心に響くんだ」と嬉しい驚きがあった。

ツーリスト

現代のアメリカで人々の憧憬を思うままに集めているのは、何を置いてもアンジーなのだと思う。性を問わずファンが多い。だけど俳優として、それ故のジレンマもあるだろうなあと感じさせる。何をやってもアンジーになるし、周りから求められるものも限定されているんじゃないかな。非の打ちどころなく美しくて、演技も上手だし、自分をよく鍛えてると思うけれど、アンジー主演のおもしろい映画はない。私の中で『19歳のカルテ』が未だに最高作だったりする。
一方のジョニデも、やっぱり性を問わず支持される現代アメリカの象徴的俳優と言える。だけどこの人場合、アンジーとは真逆で「この人が出るならおもしろいはずだ」という安心感がある。
そういう、私にとっては「世紀の雨女vs晴れ男」的な映画だった。そして、雨女の雨力が圧勝した(笑)

・・・もうちょっとみたんだけど、ひどい文章になってきたので省略することにします。
かわりにこれ、DVDの中にあったおもしろそうなトレイラー。探してみようと思っている。



***

今学期履修していたEarly Childhood Educationのクラスも、あと2回の授業と最終試験で終了する。今週、最終レポートを出した。一つ一つのアサインメント毎に自分の累積点を知ることが出来るので、たぶんこれで合格ラインに達したんじゃないかと思う。以前も書いたとおり、一度やめようと思ったことがあったくらい、ちょっとしんどかった。あと少しだ。

4 comments:

haruna said...

どもども。
Early Childhood Careのクラス、修了見込みとのこと、
おめでとう~~~! (ちと気が早い?)
久しぶりにブログをまとめ読みしたら、
私もなんだか勉強がしたくなりました。。

marco said...

はるなちゃん、いらっしゃい。
クラスは最初の単位が終わって、これから長い階段を登るところです(笑)。6単位でアシスタントの資格がとれて、以降12単位~24単位~48単位~AA(日本の短大ぐらいの学位)~BA(学士)~・・・とキャリアアップしていく仕組みなの。

haruna said...

そういう仕組みなのかー。
きっと次の単位(またしても気が早い)は、
学びの「本質」的なこと以外、作業手順みたいなことは、
もっとスムーズかつ効率的にできるだろうから、
先が楽しみだねっ☆

marco said...

さすがはるなちゃん、いいこと言うなあ。
自分の成長は自分では分からない(もしかしたら成長してないかもしれない)のだけど、自分に対する期待感を失わない程度にタフだったんだなあ、とか、驚いてたりします。過程で得た感情はブログに書いてないことのが多いので、今度会えるときを楽しみにしてる。だんな様にもお目にかかりたいし。

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