2011-03-09

映画メモ: For Colored Girls

ここのところ、やらなくちゃいけないことに集中できず、集中できてもすぐに疲れたり、いらいらしていた。

・・・と思ったら、そうだった。春だった。
日本にいた頃から春はとても苦手だった。
渡米してからこれまで、そんなこと忘れていた。
ほどほどに一定に温かかったせいかもしれないし、そんなこと思う余裕もなかったのかもしれない。

と考えると、わりと健全っていうか。
がんばれ私の体。

***

週末、もうひとつ映画をみた。
前知識なしのジャケ借りだったのだけど、とてもよかった。

For Colored Girls


原作は1975年発表の詩篇劇。内容は原作タイトル「For Colored Girls Who Have Considered Suicide When the Rainbow Is Enuf」が語るとおり。

ジャネット・ジャクソン、ウーピー・ゴールドバーグ、サンディー・ニュートンをはじめとする8人の女性が登場する。苦手なウーピーも、大好きなサンディーも、ジャネットもうまい。暗闇の中で、自分の色を携えて強く静かに生きている。そんな中で、ひときわ私の心に入り込んできたのが、キンバリー・エルスだ。

どこかで見たことあるけど、思い出せないぐらいにかすかな印象でしかない・・・と、調べたらデンゼル・ワシントンの『ジョンQ』だった。キンバリー・エルス、すごくいい。その悲しみが深いので、取り囲む他の女性の温かさに泣く。

見終わって、ひとつの別世界を疑似体験した重みに動けなくなっていると、エンドロールで親しみのある声が流れてきた。この声は・・・よく知っている。名前を口にするだけで背筋が伸びる。この声は、ニーナ・シモンだ。



すっかりやられた。

***

おまけ。サンディー・ニュートンといったら、私はこれ。
ベルトルッチ監督作『シャンドライの恋』。

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