2012-12-17

Lianne La Havas

Lianne La Havas(リアン・ラ・ハヴァス)というひとのアルバムを、夢中で聴いている。

このひともまたUKから。父親はギリシャ系、母親はジャマイカ人だそうで、佇まいはオリエンタルというか無国籍なものを感じさせるのだけど、その音楽はロンドンで流れるR&Bの匂いたっぷり。シングルデビューが昨年2011年の終わりで、今夏アルバムを一枚出している。まだ新人と呼んでいいと思うし、「無名の原石をみつけた!」ぐらいの気持ちでいたら、"Later with Jools Holland"の出演が元で、本国ではすでに話題なのだそう。同番組に出演していたBon Iverからのオファーで北米ツアーにも同行していたり、なんとデビューアルバムがiTunesUKの2012年ベストアルバムにも選出されている。

これは余すところなく必聴だと思う。聞かなかったら今年を終えられないよ。

Lianne La Havas - Debut Album: IS YOUR LOVE BIG ENOUGH?


シングルカットされているのは、#2"Is Your Love Big Enough?"、#3"Lost & Found"、#5"No Room For Doubt"、#6"Forget"の4曲。・・なのだけど、このアルバムが私の心を大きく掴んだのは1曲めの"Don't Wake Me Up"。曲そのものももちろんそうだし、それがアルバムのフロントランナーであるということに何よりも打たれた。どんなミュージシャンにとっても、ファーストアルバムっていうのは音楽活動への動機が最も表現されているものであると思うし、とりわけその1曲めってとても大事だと思うのね。この1曲は、彼女の音楽の方向性を、出だし10秒だけでインパクトたっぷりに見せ付けている。楽曲や声に加えて、音の耳触りだとかアレンジのダイナミズムに心酔した。(クレジットにはプロデューサーのMatt Halesが、ギターとボーカル以外のほぼ全楽器を担当しているとあるので、この人の裁量なのだろう。)

見ためも居住まいもおしゃれでかわいい23歳でありながら、彼女の書く歌詞は強くて、なんと言えばいいんだろう、情熱的でありながら自立している。それはアルバム全般に共通して言える。

"Don't Wake Me Up"


ライブパフォーマンスも十分に印象的で、いくつかYouTubeでみられるんだけど、わたしが気に入ってるのはこれ。BBCラジオ6の10周年記念イベントのよう。今年3月ということで、この時点でアルバムも出してないのよね。なんというか、注目度の大きさがうかがわれる・・・あるいは、この国は音楽に対するアンテナはやっぱり高い。(素顔が可愛いから、そんなにアイメイクしなくてもよいのになあというところだけ、個人的に気になってるのだけど、ね。)

Lianne La Havas - BBC Radio 6 Music 10th Anniversary



追記。やっぱりこのiTunes Festもみとこう。"Don't Wake Me Up"の再現クオリティが高い。(アイメイクはより過激になってしまったけど・・笑)

Lianne La Havas - iTunes Festival 2012

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