先々週から先週ぐらいにみていた映画。おすすめ順です。
Conviction
予想よりずっといい映画だった。考えてみたら、実話であるこの映画の素材は、記憶に新しい身近な事件だった(Kenneth Waters with his sister, Betty Ann)。冤罪ということについて思う時、日本のいわゆる「特捜部」の失墜なんかもそう言われていたと記憶しているのだけど、満点を求める市民からのプレッシャー、答えられなかったことに対する非難の末路、という図式をやっぱり考える。批判のための批判は明るい結果を導かないようにやはり思えて、私達ができるだけ正しく建設的に批判しようとする時、当事者意識だけは無くしてはいけないと思う。解決することが目的なのだから、当たり前だけれど。
トイレット
荻上直子監督・・・の作品は、意図せず全ての作品を、それも繰り返しみていたんですが、先日監督さんのインタビュー番組をみていて、なんで私はこの方の映画がこんなに気になるのか、ずいぶん合点がいきました。ビールが好きなんですね。って、そこか!と言われそうですが、いえ、あの、共通点というとおこがましいのですけど、例えば常連俳優である小林聡美さんなんかは「荻上の演出を言葉で捉えるな、感じろ」と言うらしいんですが、言葉にするのが苦手なようなんですよね。それで、「うーーーーーー(ちがうー)、うぅ(そうじゃない)!」みたいになるらしい。そうゆうとことかね。脚本書いてる時は楽しくてしょうがないらしいんですけど、書き終わっていざ監督業しなきゃいけないとなると、「なんでこんな仕事選んじゃったんだろう」って思うところとか、ね。この映画もおすすめできます。(ああ、もう一度みたい。)
あとの二作は同じぐらいなので、みた順です。
悪人
ふかっちゃんが何かの賞を撮ったと聞いたので深津ファン目線でみたのですが、むしろそこはいつもどおりの上手さで、妻夫木選手がとても良かったように思います。映画全体として好きかと聞かれたら、好きではありません。とても上手に出来ていると思うのだけど、そもそもストーリーが好きではなかった。
告白
こちらは逆にあまり期待せずに懐疑的にみたんだけど、中島監督節が楽しめました。こういう素材を料理するのは楽しいだろうなあ、と想像がつきます。映画より舞台向きという気がするんですけどね。誰かやらないかな・・・と考えてみても、私の好きな舞台人はオリジナルしかやらないし、オリジナルじゃないと意味がないしなあ。
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